愛がなんだ
職場の2個上のお姉さん。
結婚歴は私と同じくらいで旦那さんとはうまく行ってるであろうお姉さん。
元夫のことを相談したことがある。
そのお姉さんが
「女性は尽くすべきではない。尽くされるべきだと思う。」と言った。
その時すこしハッとした。
大事にされてる女性はそういう考え方なのか!と。
私も尽くしてくれる人を好きになれたらな、と思った。
それに離婚するっていうときに仕事をどうしようか考えていた時、元夫に「すらちゃんならいくらでも仕事ある。自分をもっと高く見積もっていいと思うよ」と言われたのを思い出した。
恋愛でもそうかな。バツイチだからって卑屈にならず自分を高く見積もっちゃおうかなと思った。
しかし…
今日、「愛がなんだ」という映画を見た。
※ネタバレ?注意です。
(めちゃくちゃざっくりいうとアラサー女子とその友達の恋愛青春映画って感じです。)
主人公の女の子は好きな人に呼ばれたらすぐ飛んでいく。
好きな人に「体調が悪いからもし良かったら何か買ってきて」と言われたら何か買うのではなくうどんを作ってあげる。
しかもカビ取りまで買っていて好きな人のおうちのお掃除をする…。
彼が留守中に彼の箪笥の中の整理までしちゃう…。
待って。尽くしすぎじゃん、主人公。
いくらなんでも…
少し切なくてなんなら痛い恋に「わかるなぁ」などの共感ではなく主人公の好きな人への尽くしっぷりに少々引く私。
そんなんされたらマモちゃん(主人公の好きな人)じゃなくても私でも苦手だなと思っちゃうよ。
…と思ったけど主人公の同僚が主人公に「私、山田さん(主人公)を見てると本当に人を好きになったことないかもしれないって思うんですよ」的なことを言う。
私も同じ感想です。
人にそんなに尽くしたことないってことは私はそんなに人を好きになったことないのだろうか…
元夫にも尽くせてなかったと思う。
そしてこれからも人に尽くせないのでは?とちょっと不安になる。
職場のお姉さんに「女性は尽くされるべき」と言われた時あたかも自分が尽くす側の人間の如くハッとしたけど、冷静になると別に尽くす側でもなくて笑っちゃう。
私っていったい…。
脈絡なくなっちゃうけど「愛がなんだ」と言い放つ主人公がカッコ良かった。
愛ってなんですかねぇ。
「20代後半になると『好きです付き合ってください』から始まるのではなく、なんとなく付き合っている、という人が多いのでは」的な(さっきからうろ覚え)主人公のナレーションがあり、(ほお〜)と思いながら見てたりした。
いい映画でした。成田凌かっこいい。
しかも江口のりこさんも好き。主人公の友達も素敵だった。
私は「好きです,付き合ってください」ってはっきり言われたいな〜!
大事にされたいと言う気持ちはなくなりませんね。
そして相手のことも大事にできるように。
まとまってない日記。失礼いたします。